健康科学

放射能汚染?化学汚染?それより恐ろしいゲノム汚染とは?

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健康科学

こんにちは。勝瀬です。
近年放射能汚染や化学汚染が問題に取り上げられる事が多いですがそれよりも恐ろしいゲノム汚染についてはご存じですか?
ゲノム汚染について政府の考えが甘い事、そして一般に伝わっていない為、今回記事にする事にしました。

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・最近日本で認可されたゲノム編集技術とは?

ゲノム編集技術と聞いて、あなたはよくわからないが怖い等不安なイメージを抱えていませんか?
ゲノム編集技術の何が画期的でどんな利用が出来るのでしょうか?

ゲノム編集技術と呼ばれているもので現在主に利用されているのは CRISPR/Cas9 と呼ばれる技術です。
これは原核生物と呼ばれる細菌等の仲間が持っている働きを利用した技術です。
生物が持つ、遺伝子を修復する能力を利用して目的の遺伝子を編集する技術ですので自然に近い技術とも言えます。
なぜ自然に近いと言えるのか。
それは同様の現象が自然界でも日常茶飯事のように起きているからです。
つまりゲノム編集技術は自然界で起きている現象を上手く誘導したものということです。
その為ゲノム編集技術はごく簡単に、編集を行った跡を残さない形で効率の良い品種改良を行うことが出来ます。
もちろん正しく使用すれば健康にも影響はありません
良い面だけをまとめるとゲノム編集技術は自然を利用した技術で、品種改良の方法を何十倍にも効率化出来る革新的な技術と言えます。

・え?世界には認可していない国があるの?

ゲノム編集技術の食品への利用は EU 諸国を始めとする多くの国で禁止されています。
なぜ自然を利用した技術であるにも関わらず多くの国で利用が禁止されているのでしょうか?
一つは宗教的な側面が大きいと言われています。
ヨーロッパではキリスト教を信仰する方がとても多く、その影響を法律も受けていたりします。
キリスト教圏では人や動物は神が造ったものとされています。
その為、遺伝子組み換えやゲノム編集は神が造った生物のレシピに手を加える、神への冒涜とも言える行為であるのです。
二つ目の理由は次に述べる、ゲノム汚染の恐ろしさを危惧してのことだと思います。

・ゲノム編集技術の悪用はこんなにも恐ろしい!

ゲノム編集技術の恐ろしさとは何でしょうか。
それはゲノム編集のメリットでもある跡が残らないという事が重要になってきます。
例えばゲノム編集植物の種が飛んでいき、遠くの土地で芽を出したらどうなるでしょう?
そう、誰もそれがゲノム編集をされた植物だと気づかないままその植物は永遠に広がっていくことになるのです。
例えば化学汚染や放射能汚染により汚染された土地などは年月が経てば汚染はなくなります
しかし、ゲノム編集作物によるゲノム汚染は永遠に無くなりません
ゲノム編集後の状態を作物が正常の状態と認識して種子などを作り増えていってしまうのです。
しかも、恐ろしいのはそれだけではありません。
誰かがゲノム編集を悪用し始めたらどうでしょうか。
例えば、毒を出す麹菌が見つかった!などと言ってゲノム編集により毒を作るような菌を作り世界に広めた場合その菌を用いている産業はそれだけで大ダメージを負います。
〇〇という菌は突然変異で毒を作り出す可能性があるという虚偽の報告をすることも出来ます。
それだけでなくゲノム編集により今存在している菌や植物の一部を改変し、全く新たな菌や植物を見つけたと嘘をつき、たくさんのお金を儲ける事も出来ます。
ゲノム編集の技術は画期的すぎるあまりそれの制限は人の良心に頼らざる得ないのが現状なのです。

・より良くゲノム編集技術と付き合っていくためには?

どんな技術にも良い点悪い点が存在します。
私達が日常的に使用している自動車であってもルールを守って使えば素晴らしい交通手段ですが、一度使い方を誤れば人の命を奪いかねません。
しっかりとその技術の良い点悪い点について知り正しい使用方法を守ることが大切なのだと思います。
その為に技術者に求められるのは一般への知識の流布です。
悪い点も良い点も包み隠さず広めなければ誰もが技術を正しく使用できる世の中にはならないと思うのです。
これからも研究者の一人として良い点悪い点包み隠さず皆さんにお伝えできればと思います。

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