健康科学

ゼロカロリーは嘘?ダイエット食品に隠された嘘と真実とは?

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こんにちは。勝瀬です
お正月という事でついつい食べ過ぎてしまう方も多いのではないのでしょうか?
そんな時、この飲み物はゼロキロカロリーのコーラだから大丈夫!なんて考えていませんか?
そこで今回はゼロキロカロリーの罠についてお話したいと思います。

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・ゼロキロカロリーにはカロリーがあるの?

いきなりタイトルでネタバレをしていますが、ゼロキロカロリー飲料、食品はカロリーがある場合があります。
食品表示基準というルールでは、飲料の場合 100 mL 当たり 5 kcal 未満のものはゼロキロカロリーと表示していいことになっています。
つまり 500 mL では 35 kcal 未満であればゼロキロカロリーと表示できます。
これは分かりやすい例えだと角砂糖 2 つまでならばゼロキロカロリーということです。
そう考えるとゼロキロカロリーだから大丈夫!なんて言ってられなくなってきますよね。
また、お菓子などの甘いものには中毒性があります。
甘いものって時々食べたくなったり、ついつい食べ過ぎてしまったりしますよね。
その為、ゼロキロカロリーだからと飲みすぎてしまったり、ゼロキロカロリー飲料の中毒性でカロリーが高く、甘い食べ物をついつい食べやすくなってしまいます。
それだけでなく、コーラ等のゼロキロカロリー飲料に用いられている糖アルコール等の甘味料と呼ばれる物質は強い甘味を持つ為、甘さが控えめなものでは満足出来なくなる場合があります。
他にもインスリンと呼ばれる糖を脂肪として蓄える酵素が増えるなどの説があるのですが、それらに関しては未だ仮説段階のデータしか拝見していない為、紹介は控えさせていただきます。
これだけリスクのあるゼロキロカロリー飲料ですが、そもそも問題になっているカロリーとはどのように測っているのでしょうか?

勝瀬
勝瀬

ペットボトル一本で角砂糖2つ分まではゼロカロリーとされている!
人工甘味料には中毒性等肥満になりやすい効果が!

・カロリーってどうやって測っているの?

現在カロリーは機械的に測られています。
例えば近赤外線分光法と呼ばれる方法などで食べ物に含まれている脂質や炭水化物、タンパク質等の成分を測ります。
栄養成分表示の欄に記載されている炭水化物〇〇g、タンパク質〇〇g、などがまず初めに測られるのです。
そして次に各栄養素の量と予測されるカロリーを計算しています。
この計算に用いられる式は実用的な問題があるともされているため、カロリーは正しくない場合があると考えておいてください。(気になる方はアトウォーターの係数で調べてみてください)
更に問題なのは、日本の栄養表示基準では砂糖などの小腸までで吸収される炭水化物を 4 kcal 、糖アルコールやオリゴ糖などの小腸までで吸収されない炭水化物を 0-3 kcal としています。
しかし近年話題になっている腸内細菌に関する研究で、この表示法が問題になるのではないかとされる結果が出ました。
小腸までで吸収されない難消化性の炭水化物をラットに投与したところ、糞便ではその炭水化物が見つからなかったのです。
その後実験の結果、吸収されないはずの炭水化物が腸内細菌によって分解され、大腸内で吸収されている可能性が出てきました。
ゼロキロカロリーとされていたものがカロリーとして吸収されていたのです。
そうなると事情は色々と変わってきますよね。
ではダイエット中などで太らない為には何を食べればいいんでしょうか?

カロリーは大体このぐらい?と計算されており正しくない。
日本の栄養表示ではゼロカロリーだけど、最新の研究ではゼロカロリーのものがカロリーとして吸収されていた!

・太らない為には何を食べればいいの?

摂り過ぎは厳禁ですがダイエットの為におすすめのものを 3 つ程紹介したいと思います。

・食物繊維

一つ目は食物繊維です。
食事の際にサラダやキノコ類など、食物繊維を多く摂取するようにしましょう。
食物繊維は糖質などの吸収を穏やかにするだけでなく、腸内環境を整える上でも大事です。
また、出来るならば食事の初めにサラダを食べる、ベジファーストと呼ばれる食べ方をお勧めします。
ベジファーストがなぜ身体に良いのかは未だ仮説段階だそうですが、まず間違いなく身体に良いだろうというデータが出ているそうです。

・タンパク質

二つ目はタンパク質です。
最近タンパク質の摂取を勧める健康法が増えていますが私もそれは正しいと考えています。
データソースは忘れてしまったのですが、以前摂取カロリーの 30%-40% 程のタンパク質を摂取するようにした場合より満腹感を感じるようになるといった報告がありました。
また、それだけでなく代謝が良くなるといった報告などもあります。
ダイエットにも良いですし、身体を構成している大切な成分ですので欠かさず摂るようにしましょう。

・カフェイン

三つ目はカフェインです。
コーヒーや緑茶に多く含まれるカフェインには注目すべき効果が沢山あります。
まずは食欲を抑える効果です。
カフェインの覚醒効果による影響だと思うのですが、カフェイン摂取は食欲を抑えるといった報告があります。
二つ目は皮下脂肪燃焼、体重減少効果です。
カフェインは代謝を上げる効果があり、それにより脂肪の燃焼や体重減少が起きると言った報告があります。
三つ目は運動、勉強パフォーマンスの向上です。
エナジードリンク等にもよく含まれていますのでこの効果は有名かもしれません。
カフェインは摂取後 30-60 分で作用し、記憶学習、集中力、運動パフォーマンスを向上させるといった報告があります。
今は禁止されていませんが2004年まではドーピング薬剤のリストに掲載されていた程の効果を持っています。
この様にカフェインは大きな効果を持っていますが過剰摂取には特に注意が必要です。
コーヒー程度では問題になることは多くはありませんが摂り過ぎないように注意しましょう。
また、2017年のNTT コムオンライン・マーケティング・ソリューション の調査で面白い事が分かっています。
年収とコーヒー摂取量を調査したところ年収1000万円以上の方でコーヒーの摂取量が平均1日2杯となっており、それ未満では平均2杯以下と高所得者にコーヒーを多く飲む方が多くいたそうです。

ゼロキロカロリーから最後には大きく脱線してしまいましたが、ゼロキロカロリー飲料についての記事でした。
正しい知識を身に着けて健康な食生活を送りたいですね。
今回は間が空いてしまい申し訳ございませんでした。
では皆さん、健康で元気な生活をお過ごしください。

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