こんにちは。
発酵学研究者が語る健康とエビデンス管理人の勝瀬です。
今回は【世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事 】という本の紹介をしようと思います。
世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事
おすすめ度
★★★★★
わかりやすさ
★★★★☆
知識の幅広さ
★★★★☆
専門性
★★★☆☆
こちらの本の著者である津川友介さんはカリフォルニア大学ロサンゼルス校の助教授をされている方で、ハーバード大学で修士号、博士号を取得されています。
医療分野の最先端を知る人と言っても過言ではありません。
目次
第1章 日本人が勘違いしがちな健康常識
第2章 体に良いという科学的根拠がある食べ物
第3章 体に悪いという科学的根拠がある食べ物
上記の様な目次で内容が進んでいくのですが、どの情報も科学的に証明されたエビデンスに基づいています。
実は今まで健康に良いと考えていた食事が身体に悪いと気づいたり、今までテレビなどの健康知識に振り回されていたのが間違いだったと痛感させてくれる一冊です。
健康というものは分かりづらいものではありますが、自分や家族の為だと考えれば気を付ける事で損はありません。
病気は最も無駄で高価な買い物です。
健康で明るい毎日を過ごすためにも健康について勉強してみませんか?

「原因と結果の経済学」をきっかけに、こちらの単著も読んでみることにしました。もともと、この種の健康本は何冊も読んでいたので、どんな食事が現代病(がん、心筋梗塞、脳卒中、糖尿病など)を抑止するーーつまり予防医学として機能するのかについては、それなりの知識を持っていたので、その知識をさらに著者の提示するエビデンスによって裏付けられたのは良かったと思います。最近少し、食事がルーズになってきたので、この本を読んで改めて、改善を図ろうという気持ちになりました。

TV含め世の中に溢れかえる「何々が体に良い」との安易な、時に間違った認識を与えかねない風潮に警鐘を鳴らし、エビデンスの信頼度を精査しながら書かれた食の在り方の基礎の本だ。 全体として論じている事はシンプルだが、そのシンプルな食のスタイルを守る事が大切と改めて認識させてくれる。 こうした科学的良心が、非常に大切だ。 カラーの必要はないのでkindle paper whiteで読んだ。1時間少しで読破できる。 夫婦で読んで、食の在り方の認識を同じくすれば良いだろう。