健康科学

喫煙で冠動脈疾患のリスクが2-3倍に?最新研究に見る喫煙の危険性とは?

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健康科学

こんにちは。
発酵学研究者が語る健康とエビデンス管理人の勝瀬です。
今回は喫煙と冠動脈疾患についての記事です。

冠動脈疾患とは?

冠動脈疾患とは高血圧最も一般的な死因とされているもので、死の危険性は脳卒中の二倍であるとされています。
冠動脈疾患にも様々なものがありますが、基本的に死因となるものは動脈硬化や血中コレステロール等の増加の果てに起きる急性心筋梗塞であるそうです。
急性心筋梗塞心臓病の中でも致死率が高く約20%の確率で死に至ります

急性心筋梗塞胸痛の後に心停止を起こすものですが、胸痛の後 1 時間以内に約86%が心停止に至るそうで、手遅れになるリスクが大変高いと言えます。

また、胸痛の後すぐに119番通報を行ったとしてもすぐに専門医の処置を受ける事が出来る訳ではありません
発症から病院への搬送までにかかる時間は救急車で直接搬送されたとしても1.5時間程かかるとされています。
更に恐ろしい事に直接搬送されるケースは全体の約30%で、残りの70%は専門の病院への到着までに4-8時間かかるとされています。

その様な状況の中で私達に出来る事はどうにかしてリスクを下げるほかありません
では喫煙と冠動脈疾患の関係性についてお話します。

喫煙で冠動脈疾患のリスクが2-3倍に?どうすればいいの?

オックスフォード大学における今回の研究の結果、喫煙者においては冠動脈疾患のリスクが非喫煙者と比べて2-3倍になっている事が明らかになりました。

喫煙は、交感神経の緊張、血小板粘着性、フリーラジカル生成、内皮細胞への損傷、動脈圧の急上昇等により血管が傷つくリスクを増加させます。
更に喫煙はいくつかの高血圧用の薬の作用を妨げる可能性があるとされています。

冠動脈疾患のリスクを高めるだけでなく薬によってリスクを下げる事も難しくする喫煙ですが、既に喫煙をしている場合はどの様にしたら良いのでしょうか?

実は今回の研究で、喫煙者が冠動脈疾患のリスクを下げる方法も明らかになりました。
実にシンプルなことで2-3年の禁煙でリスクが急速に低下するそうです。

禁煙はお金もかかりませんし、良い事だらけです。
法律もどんどん禁煙へ移行するように変わっていってます。
この機会に是非禁煙してみてはいかがでしょうか。

以上、禁煙と冠動脈疾患についてでした。
いかがだったでしょうか。
非喫煙者の方は吸わない様に、喫煙者の方は少しでも減らし、止められるようにしてみてください。
では明るく健康な毎日をお過ごしください。

参考文献
冠動脈疾患とは Boston Scientific-HP
https://www.bostonscientific.com/jp-JP/health-conditions/cad/cad-02.html
日本循環器学会 プレスセミナー第二回 日本人の心筋梗塞
http://www.j-circ.or.jp/about/jcs_press-seminar2/index02.html
Smoking and Hypertension
Sleight P et al. 2009
https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.3109/10641969309037104

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