発酵食品

紅茶は緑茶を発酵させたもの?実はそれ、嘘なんです。

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発酵食品

こんにちは。
発酵学研究者が語る健康とエビデンス管理人の勝瀬です。
よく緑茶と紅茶は同じ原料で、紅茶は緑茶を発酵させたものであるという話を聞きますよね。
でも実はそれが嘘であるという事は知っていましたか?

緑茶と紅茶の違いって?

緑茶や紅茶、烏龍茶は全てチャノキ(学名 Camellia sinensis)という植物を原料として用いています。
チャノキはツバキ科の植物で、可愛らしい花が咲きます。

元々日本にはお茶の文化が無かったのですが平安時代に中国から日本へお茶の文化が伝わりました。
初めは寺僧や公家などの文化だったそうですが段々と武家、農家などと広まる事で現代の様に国民全員に親しまれている飲み物となりました。

紅茶は緑茶の茶葉から作られる?どうやって?

緑茶は収穫後、
蒸す(火を通す)→揉む→乾かす
といった作業をし、緑茶用の茶葉とします。

紅茶は緑茶とは異なり、
熟成→揉む→再び熟成→乾かす
といった作業をする事で茶葉を製造しています。

この熟成の段階を発酵としており、紅茶は発酵茶とも呼ばれます。

紅茶は発酵していない?発酵茶と呼ぶのは大間違い?

発酵茶と呼ばれている紅茶ですが、発酵食品ではありません。
発酵食品とは、簡単に言うと微生物の働きにより熟成された食品の事を指します。
しかし、紅茶の熟成には微生物が関わっていないのです。

紅茶の熟成は茶葉が元々持っている酸化酵素の働きによって引き起こされます。
この酸化酵素の働きによって茶葉の渋み成分であるカテキンが他の物質に代わる為に熟成が起きるのです。
つまり紅茶の熟成は紅茶自身の働きによるものなんですね。
だから正しくは発酵茶ではなく熟成茶とするのが正しいのかもしれませんね。

ただ、そこをわざわざ指摘するのも野暮ですし、発酵食品業界が盛り上がるのならいいんじゃない?という事で紅茶は熟成茶ではなく発酵茶という名前で親しまれています。

以上、紅茶と緑茶の関係についてでした。
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